「アクチュアリー試験合格へのストラテジー」のシリーズとして、アクチュアリー試験の2次受験生のために制作された初の学習支援書。初めて年金2次試験を受験する方が必携すべき情報をすべて盛り込んだ「年金２次」シリーズの第１作。読み易さ・理解のし易さに応えB5版、400ページの大作。
＜特徴＞
・本書は、年金2次試験の受験生を対象としています。
・年金2次に初めて取り組む受験生のためのガイダンスで学習の方法を学びます（ガイダンスの範囲は、年金2次試験（年金1・年金2）全体）。雲をつかむような試験範囲をどう攻略するかがイメージできます。
・年金2次試験の範囲の中で、「確定給付企業年金（以下DB）法」の前半部分を対象として、法令関連通知の逐条解説、穴埋め対策、正誤問題、簡記問題などが含まれています。
・特にカラーを多用した構成としており、可能な限り図表を盛り込み受験生の理解を助けるよう工夫しています。
・穴埋め対策として、重要語句を赤字としていますので、暗記用の赤いシートを別途用意いただければ、そのまま重要語句の穴埋め問題集になります。
・上巻はDB法第1条〜54条(主に年金1分野)を対象としています。下巻(DB法第55条以降)は2023年以降出版予定。
・法令改正や試験の最新動向を盛り込むため、毎年最新版を発行予定。
・年金2次編については、今後、「DB計算問題集」「退職給付会計編」等を順次出版していく予定。
・本書はDB法令の(関連通知含む)逐条解説本であるため、年金2次受験生だけでなく実務者の日常的なハンドブックとしても活用いただけます。
枇杷高志様からの推薦の言葉（抜粋）
「アクチュアリー試験のうち2次試験で勉強していることは、アクチュアリーとして日々取り組む業務上の課題に対応するために必要なこと、役立つことが多いと思います。言い換えれば、2次試験は、受験生がアクチュアリーとして十分な知識だけでなく見識や問題解決能力を有しているかを試すものともいえます。
この本を使って知識や学習のポイントを効率的に押さえつつ、所見問題やケーススタディ問題を数多く取り組んで自分なりの意見や見識を充実させていくことで、試験合格だけでなくアクチュアリーとしての業務能力の確立を図っていっていただければと思います。」
藤澤陽介様からの推薦の言葉（抜粋）
「年金2次試験も確固とした教材があれば心の支えになるかもしれません。本書とそれに続くシリーズができ、正会員になるという受験生の大目標に貢献できれば、筆者はどんなに誇りに思うだろうか。これは米国アクチュアリー会の創設に影響を与えたエリザ・ライトのメタファーになぞらえた表現ですが、本書を読むに、そんなことを感じざるを得ません。
正会員の人も、2次試験の勉強では周りの方の支えを受けたという方が大半だと思います。この支えをどの程度受けることができるのかは、受験生の環境に依存します。そんな「支え」を民主化したのが本書と言えるかもしれません。年金2次試験の受験生はもちろん、2次試験の指導者や、既正会員の継続教育としてもオススメの一冊です。」